牛のごはんのこと

池多ファームの牛づくり

牛のごはんのこと

しあわせに育った牛だから

一人前に成長するためには、
おいしいごはんを、たっぷり食べることが大事。
それは、牛も人も一緒です。
池多ファームでは、わが子を育てるのと同じように、
牛のえさにも気を配ります。
国内の肉牛農家の大半が輸入飼料を使っているなかで、
牛が食べる牧草や稲わらは、自分たちの農場で100%自家生産。
赤ちゃんの牛には、抗生物質ゼロのミルクを。
えさが食べられるようになった子牛には、
稲わらや遺伝子組み換えされていない配合飼料を。
成牛となった仕上げの時期には、
県産コシヒカリの稲わらをやるなど、良質な味づくりに努めています。
健やかに、しあわせに育った牛こそが、
食べる人にしあわせを届けられると信じて。

丈夫な胃が丈夫な牛をつくる

牛づくりにおいて、丈夫な胃袋をつくることが何よりの使命。
池多ファームでは、自家生産の牧草にこだわり、
大きくて健康な胃を持つ牛づくりに力を注ぎます。
牛のえさには、配合飼料と粗飼料の2種類を使用。
配合飼料は、麦やトウモロコシなどの穀物と、
ビタミン剤などの栄養成分を混ぜ合わせたもの。
粗飼料は、繊維質の多い牧草や稲わらを指します。
生まれたての子牛には、栄養バランスのとれた代用乳と一緒に、離乳食を与えます。
こうすることで離乳が早まり、胃を早くつくることができます。
段階ごとの最適な食事こそが、牛の健やかな成長に欠かせないのです。